2009年7月27日月曜日

7月27日高等学校学習指導要領を学ぶ

高等学校教育課の指導主事から新学習指導要領のポイントを聞い
た。改訂の5つのポイントは,以下のようである。
1、聞く、話す,読む,書くの4技能を総合的に(バランスよく)学習
 まだまだスピーキングやリスニングの授業が少ない。
2、活動しやすい教材の選択ならびに開発
 教科書会社も新学習指導要領にのっとって作成中。自作も含めて
コミュニケーション活動が作り易い教材を使いたい。
3、語彙や文法はコミュニケーションを支える物として大事
 語彙数は3000に増加。「文法やっているとコミュニケーショ
ン活動ができないとか、コミュニケーション活動ばかりやっている
と文法ができなくなる。」という考えではだめ。そして示された文
法事項はすべてきちんと教える。文法のための文法学習ではなく、
コミュニケーションのための文法として。
4、2つ以上の技能を統合的に教える
 読んだら,感想を話し合ったり,書かせたりと統合的に(組み合
わせて)学習させる。
5、中学校のつまずきを放置しない
 新しい科目「コミュニケーション英語基礎」は、高校の必須科目
「コミュニケーション英語1」と中学英語との橋渡しとして存在し
ている。必要に応じて,十分振り返りをしてから「コミュニケー
ション英語1」に進む。
 話題の「英語で授業を」については、生徒が英語に触れる場を増
やすのが目的であるので、生徒が理解できるような英語を適切な場
面で使うことが大事であって、何でもぺらぺらと英語で話していれ
ばいいのではない。日本では、教室外で英語を使う場面は皆無に等
しいので、教室が唯一の英語を使うコミュニケーションの場である
ことから、教師も進んで英語を使い生徒にも英語を使う場を作るこ
とが目的である。「生徒は英語ができないのに、英語の授業は英語
では無理。」という意見があるが、水泳を教えるのに、泳げないか
らといって泳がせずに水泳を教えるのは無理であるのと同じ。
 こんな高校の授業を実現させるためにも、私たち中学校の英語教
師が、きちんと小学校の外国語活動の成果を受け止め、高校に英語
力をつけて送り出す必要がある。そのために中学校は週3を週4に
してもらうわけだから成果が問われるんだろうな。